【犬・トイプードル】子犬販売のブリーダーになる最速の方法?!

ドッグブリーダー
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トイプードルの子犬(女の子)を有名ブリーダーさんから譲っていただき、現在2週間が経ちました。この子が出産ができるようになったら、赤ちゃんを産ませようと思っています。この赤ちゃん犬を他人様に譲渡する際に、それが〝業〟として見なされるか?!によって、「行政への免許or届出」が必要となってきます。そこで、近い将来、「家庭動物管理士」の資格を取ろうと思っています。

とっくん
とっくん

皆さま、こんにちは。トイプードルのブリーダーになるつもりの、不動産屋2代目社長のとっくんです。

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動物の愛護及び管理に関する法律が改正された!!

これまでの「動物取扱業」は「第一種動物取扱業」に改められました。これにより、これまでのルールとは少し異なった運用になります。

トイプードル子犬】しつけポイント!!ドッグトレーナーに習う

 

 

【第一種動物取扱業】とは?!

第一種動物取扱業とは、有償・無償の別を問わず反復・継続して事業者の営利を目的として動物の取扱いを行い、それが、社会通念上、業と認識されることです。
「動物の愛護及び管理に関する法律(「動愛法」)や都道府県の条例により「登録」が必要で・・・

・販売
・保管
・貸出し
・ 訓練
・ 展示
・競りあっせん
・譲受飼養

…の7種類の区分があります。

 

 

第一種動物取扱業を始めるには?!

新たに第一種動物取扱業を始めるには、営業開始前に、特定行政庁の「登録」を受ける必要があります。登録申請をする際には、事業所ごとに常勤の職員の中から専属の【動物取扱責任者】を選任する必要があります。

動物取扱責任者の要件

動物取扱い責任者の要件としては・・・、
次に掲げる三つの要件のいずれかに該当しなければなりません。

1 実務経験がある

営もうとする第一種動物取扱業の種別と同一種別での半年以上の実務経験があることが必要です。ただし、関連があると認められる種別については、実務経験として認められます。詳細については、以下の表をご確認ください。

2 教育機関を卒業している

営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術について1年間以上教育する学校法人(学校教育法第1条に掲げる学校、専修学校及び各種学校 )やその他の教育機関を卒業していることが必要です。

3 資格を持っている

公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験によって、営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得していることの証明を得ていることが必要です。

認められている資格一覧
1 愛玩動物飼養管理士(1級・2級)
2 愛犬飼育管理士
3 愛護動物取扱管理士
4 家庭犬訓練士(初級、中級、上級、教師)
5 家庭動物管理士
6 競技別指導者資格馬術コーチ
7 競技別指導者資格馬術指導員
8 競技別指導者資格馬術上級コーチ
9 公認訓練士
10 公認訓練士
11 公認馬術指導者資格コーチ
12 公認馬術指導者資格指導者
13 実験動物技術者(2 級)
14 小動物飼養販売管理士
15 乗馬指導者資格(初級)
16 乗馬指導者資格(中級)
17 地方競馬教養センター騎手過程修了者
18 調教師
19 動物介在福祉士(初級、中級、上級、教師)
20 動物看護師(初級、中級、上級、教師)
21 動物看護士(3 級)
22 動物取扱士(3 級)
23 トリマー(初級、中級、上級、教師)
24 認定ペットシッター
25 ペットシッター士※平成21年4月1日以降取得したものに限る
26 GCT(Good Citizen Test)
27 JAHA認定家庭犬しつけインストラクター

 

 

「家庭動物管理士」の資格とは?!

「家庭動物管理士」の資格の合格率はとても高めで、資格取得にかかる期間は申し込み締切から3カ月程度と動物取扱業の登録に必要な資格の中で比較的容易に取得ができる資格です。

以下は「家庭動物管理士」の資格試験を運営している「一般社団法人全国ペット協会」のサイトからの転載です。

一般社団法人全国ペット協会(以下、全国ペット協会)公認の資格で、以前は「家庭動物販売士」という資格名でした。2005年から始まったこの資格はペットショップスタッフ向けだった為、「家庭動物販売士」という名前でしたが、その後様々な業種の人々が資格取得をするようになり、資格名がそぐわなくなった為、2015年に「家庭動物管理士」という名称に変更となりました。

全国ペット協会とは?

全国ペット協会は主に動物取扱業者を対象とした団体で、2000年に施行された「動物の愛護及び管理に関する法律」をきっかけに、ペット業界が健全に発展する必要があるとの想いからペット小売業界から集まったメンバーにより2001年に設立されました。
ペットショップやトリミングサロン、ブリーダーなどを対象にスキルアップの為の資格や、刊行物の制作や販売をメインの活動としています。

資格取得の流れと費用

家庭動物管理士の資格取得には資格取得までに4万円、2年ごとの資格の更新に1万円の費用がかかります。資格取得の流れや費用がかかるタイミングは下記の通りです。

・申し込み
全国ペット協会のweb上か、書面を郵送で申し込みを行う。

・受験、受講料の支払い
受験料1万円、受講料2万円の合計3万円を振込やクレジットカードで支払います。

・受験票とテキストの送付
入金後、受験票とテキストが送られてきますので、試験当日まではこのテキストで勉強を進めていきます。

・講習と試験
試験日には事前に講習があり、その後に試験となりますので、講習と試験で丸1日必要となります。

・合格発表
試験から1カ月程度で合否通知が届きます。

・認定登録
合格通知に同封されている認定登録申請書の必要箇所に記入し全国ペット協会へ送付し、資格の認定登録料として1万円の振込を行います。

・資格取得
手続きを早めに行えば、合格通知が届いてから1カ月ほどで資格証が届きます。

家庭動物管理士の試験を受けるための「受験資格」は?!

・動物の専門学校等を卒業している、または卒業見込みの方
・動物関係の資格を持っている方
・動物関係のお店で働いている、もしくは働く予定の方
・記載の通り動物関係のお店での業務経験や学校を卒業していなくても、ペット関連の業務に就きたいと考えている方であれば受験ができます。この中には就職でなく自分での開業も含まれますので、開業予定の方もこちらの資格を取得し、動物取扱業の登録を行う事ができます。

 

 

まとめ:家庭動物管理士に合格したら?!

家庭動物管理士の資格をとったら、【動物取扱責任者】と認められます。
その後、皆さまが住む都道府県の保健福祉事務所に専任の「動物取扱責任者」の届出をしたら、子犬を販売することができます。

とっくんが住む都道府県の「保健福祉事務所」に相談したら『家庭動物管理士の資格が一番取りやすくでよいですよ!』とアドバイスをもらえました。(※ただし、都道府県ごとに運用が異なる場合もあるかもしれませんので、事前に「確認」してください)

無事、子犬販売ができるようになったら・・・

ここに登録して、後は、良い飼い主さんとの出会いを待つだけです!!

本日も、ブログ記事を最後までお読みいただき心より感謝しております。

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